私たちの身の回りにはシステムが溢れています
電子決済、スマホのアプリ、チケットの予約など意識していなところで様々なシステムが稼働しているのです
そんなシステムを相手に仕事を行う職業がシステムエンジニア(SE)ですが、実際の仕事内容、適正を紹介していきます
システムエンジニアとは
世間のイメージ
システムエンジニアと聞くとこのようなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか
- 専門的な知識が無いと働けない
- 残業が多くキツい
- 常にパソコンと向かって仕事をしている
他にも給料は良さそうというイメージも聞きますが、なんとなく上記のようなイメージが先行していてハードルが高い職業だと思われているのではないでしょうか
実際の仕事内容
システムエンジニアは受け持つシステム、働くポジションによって仕事内容が異なってきますが、共通して以下のような仕事を行なっています
- システム利用者との打ち合わせ(要件の擦り合わせ)
- スケジュール調整
- システム設計
- 製造(コーディング、ツールの作成等)
- テスト
- システムの移行作業
- 稼働中のシステムの保守・運用
製造、テストについては厳密にはプログラマーの仕事に分類されますが、システムエンジニアにも作業を分担される事がありますが、一般的なイメージよりも他の人とコミュニケーションを取り作業を進める事が多いです
システムの規模、要件にもよりますが、製造よりもテストの期間が長く、打ち合わせも定例で実施している事が多いです
もちろんパソコンに向かっている時間が大半を占めますが、打ち合わせで別の場所に移動したり、テストを実施する為に出張することもあります
各作業内容については今後、別の記事で詳しく紹介していこうと思います
システムエンジニアの適正
もちろんシステムエンジニアにも向き不向きがありますので、どういった能力、人柄が適正なのかをみていきます
コミュニケーション能力
システム利用者との打ち合わせ、現場リーダーとの認識合わせ、成果、問題点の報告など社会人としての基本の「報連相」はもちろん最低限必要となります
また、自分だけの知識だけでは作業に行き詰まる場合が多々あります。そういった場合に相談できる相手が作業現場にいると円滑に仕事を進める事ができるので、普段からのコミニュケーションを大事にしていることにより、円滑に仕事を進めていく事ができます
自分が相談を聞く側になる場合もありますが、技術の共有をしていく事で自身の理解も深ります。また、周りの信頼を得る事で技術者としての価値を高めていく事ができます。
新しい技術への向上心
ポケベルがガラケーに、ガラケーがスマホに代わったように、ITの進歩するスピードは早く、新しい技術や知識をどんどん取り入れていく必要があります
また、担当するシステムが変わったりした場合、OS、プログラミング言語、ソフトの種類など、異なる環境下で仕事をしなくてはならない場面もあります
今まで自分が持っていなかった知識、技術が必要になった時に向上心を持って踏み込む事ができれば、その経験は自分のものとなっていきます
経歴が長い人ほど段々と向上心が少なくなっている場合が多いですが、自分を磨く事を常に意識出来る人はシステムエンジニアとしての資質を持っています
論理的指向能力
論理的思考とは、物事に対しての道筋だった考え方の事を指します
アクセルを踏むという行為は車が動くという結果をもたらしますが、その裏には様々な作用がありその結果が得られています
システムを相手に仕事をするうえで様々な問題に直面しますが、コンピュータは正に論理的に動作しており、問題を解決する為にはなぜその結果に至ったかを考える必要があります
他者への報告、相談を行う際にも道筋だてて会話をする事ができれば、円滑に仕事を進めて行くこと事ができるのです
論理的思考能力は日頃の出来事を深掘りしていく事で鍛える事が可能です。相手に自分の思いを伝えたい場合はまず結論から話し、どういった経緯でその結論に至ったのかを説明していきましょう。
デスクワークを辛く感じない
他者と打ち合わせやコミニュケーションをとる時間があったりはしますが、やはり大半はパソコンと向かい合っての作業がメインとなります
もちろんデスクワークならではのメリットもありますが、実際に働いてみると悪い所が目立って見えてしまいます
こういったデメリットと上手く付き合って行けるかどうかも長く仕事を続けていくうえでは大事な要素になってきます
まとめ:システムエンジニアを目指す段階では技術力、知識はそれほど重要ではない
今回はシステムエンジニアの適正を解説していきました
専門的な知識は必要ないの?
理系が向いているんじゃないの?
などの感想を持たれた方もいるかもしれませんが、知識、技術力については仕事のうえで養っていけるものであります
(もちろんシステムエンジニアを目指すうえで勉強しておいた方がいいもの、知識などはありますのでそれは別の記事で解説していこうと思います)
システムエンジニアという仕事に興味があり、今回の適正に当てはまるのであればエンジニアの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか
現段階でシステムエンジニアの方は自身の仕事について改めて振り返り、エンジニアとしての適正を高めていきましょう!
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